エリオット波動原理とエクスパンションとフィボナッチ チャネル

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⚠️ エリオット波動で勝てない「最大の理由」と、その解決策

エリオット波動を勉強した多くのトレーダーが、必ずぶつかる壁があります。
それは、「チャートが出来上がった後なら『ここが第3波だ』と数えられるが、リアルタイムのトレードではどこが天井になるのか全く分からない」という残酷な現実です。

波は「数える」ものではなく「測る」もの

後講釈で波を数えても1円の利益にもなりません。実戦で勝つためには、これから来る第3波や第5波の「終点(天井)」を事前に予測する必要があります。
そのために必須となるのが、「フィボナッチ・エクスパンション」です。

第1波の長さを基準にしてエクスパンションを展開すれば、最も伸びるはずの「第3波の到達点」が、まるで魔法のようにチャートの右側に浮かび上がります。エリオット波動は、エクスパンションと組み合わせることで初めて「使える武器」に進化するのです。

💡 多くの人が「波のカウント」に迷っている間、私たちはエクスパンションが弾き出した「1.618」や「2.618」の限界値で、冷徹に利食いと逆張りを仕掛けます。

エリオット波動原理の図解解説

エリオット波動原理と、フィボナッチ エクスパンション・チャネルの組み合わせ方を解説します。

なお、私は普段フィボナッチとギャンを使ったトレード技術を教えています。フィボナッチの方の専門家であり、エリオット波動は専門ではありません。予めご容赦下さい。

まずは、このチャートが面白いのでご覧下さい。

NOBU OHNO (3STARTERJP)さんによるelliot

【楽しみ方】画像をクリックするか、この印 > を見付けて押すと動きます。

これから分かりやすくエリオット波動原理をご説明します。

「どうやって使ったら良いか分からなかった」「フィボナッチと合わせる方法が分からない」「エリオット波動×フィボナッチの正しい答えを教えてほしい」という方は、このページを読めば完全に理解出来ます。

≪この記事に掛かる時間≫→基本的な事;5分くらい →実際にトレードで使えるレベル;30分くらい

エリオット波動原理とエクスパンション

エリオット波動原理とエクスパンション
ROUND1スタート!

エクスパンションエリオット波動は良く合うツールです。

図と実際のチャートで解説しますね。

※「フィボナッチ エクステンション」と呼ばれる事もありますが、ややこしくなるのでやめて下さい✖。エクス”パン”ションです。エクステンションという言葉は、リトレースメントにもあり、エリオットにもあります。

エリオット波動原理の基本

「上昇は5波、下落は3波」という基本はご存知でしょう。

1波3波5波を推進波(すいしんは、Motive Waves)
a波b波c波を修正波(しゅうせいは、Corrective Waves)と言います。

ただし「波は5回進んで3回戻るのが基本」とは言え、エクステンション(波の延長)する事があります。5波が延長したり、3波が延長したり。

※この辺りまで考えると難しいので下のチャートの例で説明します。

そして、1波からスタートしてc波でワンクールが終了するようなイメージですね!
終わったらまた新たなトレンドの起点が作られて、新しい相場が始まります。

エリオット波動原理の3つのルール(原則的なもの)

  • 3波が全ての波の中で一番短くなる事はない ※全ては「1波、3波、5波」の事
  • 4波は1波の値段帯へ割り込まない
  • 2波は1波の底を割れない ※底を割れたら1波からまたカウントし直し

この3つがあります。

注意点;レバレッジの効いていない現物市場では「4波は1波の値段帯へ割り込まない」。レバレッジの効いているFX市場などで、特に小さな時間軸であれば、勢いよく割り込む事もある。

エリオット波動原理の(実用的な)3つのルール

  • 3波は1波よりも長い
  • 4波は1波の値段帯へ割り込まない
  • 修正波は5波にはならない

このように覚えておいた方が実際には役に立ちます。

注意点2;修正波の基本が3波だとしても、延長すれば5波のようになる。ただし、基本は5つ進んで3つ戻る。3つしか波が無いのなら、戻っている時。

「一番短くなる事はない」と「3波は1波より長い」では少し意味が異なりますよね。

5波が短い場合に1波が一番長くなる事が出来ます。しかし、大抵は1波より3波は長いです。

3波を狙うのが一般的なトレード戦略の基本ですから、5波の長さがどうなるか?を考えるのではなく、1波2波と終わった時点で一番長いはずの3波を取りに行くのです。

エリオット波動原理で狙い目のポイント

「2波の押し目で買って3波を取る」のが一番やりやすいでしょう。

または「b波の戻り売りポイントで売ってc波を取る」というのも手です。

フィボナッチ エクスパンションとエリオット波動の関連

エリオット波動原理はフィボナッチ エクスパンションと合わせる事で簡単になります。

先ほどのエリオット波動原理の”実用的な”ルール1つ目「3波は1波よりも長い」から考えてみましょう。

フィボナッチ エクスパンションでは、次の数値がデフォルトで設定してあるはずです。※MT4の場合。

0.618 1 1.618

3点に合わせるのがエクスパンションです。底、1波の天井、2波の押し目。この3点に合わせたとします。

この時、エクスパンションの1という数値がエリオット波動3波の目指すべき値位置となります。

注意点;1以上になるという事は、1で止まるとは限らない。

エクスパンションの引き方はこちらの記事をご参考にして下さい。

エリオット波動原理には、リトレースメントより、エクスパンションが合う理由。

ここまで理解して頂いた段階で、基本は終了です。まとめておきます。

  • 1波の底値を切り上げたところ(2波)から3波が始まり、3波が1波より長い。
  • 2波の安値で買って、3波の高値で利食いする時の目標値のめどは、フィボナッチエクスパンションの1または1.618である。

→切り上げを確認し、エクスパンションを引き、1と1.618で利食いする。

これがまずエリオットでやらなければならない事ですから、エクスパンションを引けるようになっておきましょう。

動画「ダウ・エリオット×フィボナッチ【概要】」

さらに深く理解するには、この動画をご覧下さい。

動画は「エリオット×エクスパンション」について網羅されており、後半では「ダウ理論の基本原則」も理解出来ます。トレードに利用出来るレベルまで知識を落とし込むのには最適です。

動画時間;23分41秒 ※1.25~2倍速再生も可能

基本的な事だけで宜しければここで閉じて頂いて問題ありません。深く理解するなら、この動画を視聴するか、下の記事を読み進めて下さい。

エリオット×フィボナッチの具体例 ユーロ円週足と月足

ユーロ円週足チャート
クリックすると全体像が見れます

この例のように、「1波の値段帯へ4波が割り込まない」「3波が1波以上に伸びている」というのがエリオット波動原理の基本的な形です。

赤色の線がエリオット波動のカウント、青色の線がフィボナッチエクスパンションです。この場合、切り上げたところから1.618まで伸びていますね。1か、1.618で利食いして下さい。

ここまで(3波での利食い)が一般的なトレーダーが狙うべき値動きと、その取り方です。

ただし、5波はエリオットではどこまで行くかが分かりません。

スリースタータードットジェーピーで教えているフィボナッチ リトレースメントでは5波の終着点も分かります。このテクニックを【値動きのルール2】と名付けています。
値動きのルールが基本。「2波の安値をどこで買い、どこで利食いするのか」のフィボナッチリトレースメント版手法です。
※2はその応用で「どこまで相場が進むか」がかなり正確に分かります。十数年間も費やした研究の成果ですから、このくらい分かって当たり前でしょう。

5波を狙う場合、これ以外に「エリオット波動原理×チャネルで、5波の大体の場所(天井)を把握する」という手がありますので、この後でご説明します。※有料版テクニックよりは劣ります

もう一つのポイントはc波の戻り位置。

月足チャートです。このチャートのように、
「4波の値位置を割り込んだくらい」まで下落するようなイメージを持っておきましょう。

この場合、c波が上昇1波の天井まで戻しています。

b波から売って(下の週足の図で、戻り高値が見えます)、c波で利食いすると、トレードは完了です。

ポイントは、またエクスパンション。青い線です。

→利食い目標はエクスパンションの1.618。
そして、「4波の安値を割れたくらい」というイメージも役に立ちます。

ユーロ円週足チャート
週足チャート。C波は上昇1波の高値へ。
緑の水平線が上昇1波高値と下落1波(修正波のÂ波)。

ここまでで、1波からc波まで(5つ進んで3つ戻る)のワンクールが終了!

お疲れ様でした。

c波の下落後に「修正波のA波の安値」まで上昇しました。

c波の下落の後、延長(エクステンション)している事も確認出来ますね。

4波の押し目での買う方法2つ

3波まで終わっても、まだ5波があります。取り逃した場合は最後のチャンスになるのが「4波の押し目」で買う事。

2つ、ポイントをお伝えしておきます。

【1つ目】4波の押し目が1波の天井になる事もある。

チャート形状にはよりますが、1波の天井は意識されがち。

ついでに覚えておきましょう!

1波の値段帯へ割り込まないのであれば、逆に考えれば1波の天井が反発ポイントと言える。つまり、ギリギリまで攻めればその値位置になるというわけ。

【2つ目】4波の押し目はフィボナッチ エクスパンションの値位置を参考に。

エクスパンションの0.618か1で反発すると「エリオット波動1波の値段帯へ割り込まない」という値動きになります。

0.618を割れたら読み違えている可能性が高いので、一旦撤退する事をオススメします。

エリオット波動原理と合わせた時のエクスパンション(まとめ)

  • エクスパンションの0.618を割れたら撤退する
  • エクスパンションの1以上(1.618を目安)で利食いする

フィボナッチエクスパンションを基本として考えれば、トレードはとてもシンプルになります。ただし、実はまだ奥が深く、ここには書けない使い方が沢山あります。気に入った場合は是非勉強してみて下さい。

エリオット波動原理とチャネル

エリオット波動原理とフィボナッチチャネル

次はフィボナッチ チャネルをエリオット波動原理に合わせてみますね。

これにより、4波の押し目や5波の天井を予測しながらチャートを見られるようになるでしょう。

4波と5波を予測するチャネル

2波の安値と、3波の高値、4波の安値。この3つにチャネルを引きます。

すると、5波の天井が予測出来るというのがエリオット波動原理とチャネルの合わせ方になっています。

次の例もご覧下さい。

1波と3波の高値、そして2波の安値にチャネルを合わせると、4波の押し目が分かるという使い方もあります。

是非覚えておいて下さい。ただ、そんなに上手く行くなら簡単すぎて誰でも勝てますので(笑)、「参考までに・・」という程度の意識でいましょう。

また、チャネルからはみ出した時はどうするのでしょうか?

チャネルからはみ出してしまったら・・

フィボナッチチャネルを使えば、はみ出した時も対応出来ます。

フィボナッチチャネルとは、平行チャネルの上下と中に複数のラインを算出してくれるツールです。

チャネルの使い方はこちらの記事をご覧下さい。

具体例;エリオット波動原理+フィボナッチ(チャネル・エクスパンション)

エリオット波動原理と合わせたエクスパンション・チャネルの具体例を実際の相場で学習しましょう!

※ツールの使い方とエリオットの合わせ方の例です。相場分析はTradingViewの記事または相場分析ブログの記事をご覧下さい。(当時のもの)

※また、厳密に言えばスーパーサイクルとサイクルの規模のため、インターミディエットでの表記は誤りとなります。

戦後からの長期分析(チャネルと5波の接点に注目)

例えば、「エリオット波動とチャネルで4波や5波がどの辺りになるのかが分かるか?」に注目してみて下さい。

ドル円の3か月足チャート例
ドル円の3か月足チャート例

戦後の高値からエクスパンションを下向きに引いてあります。チャネルは2波の高値と3波の安値と4波の高値に合わせてあります。

すると、エクスパンションの目標値(1.618)とチャネルの下辺で、エリオット波動原理5波の大体の利食い目標が分かります。

※エクスパンションの数値で一般的ではないものが一部含まれています。戻り売り、押し目買いポイントとして機能していますが、こちらは教えられません。

下落5波の後、延長の5波が出てから戻しているパターンだと思われます。そのため、現在のドル円はc波の途中という事になります。

2012年からの上昇とエリオット波動原理

次に上昇を見てみましょう!

ドル円の月足チャート例1
ドル円の月足チャート例1

赤色の引き方なら、今は上昇の5波です。別のカウントは青いライン。この方法では3波。

まとめ

エリオット波動原理とフィボナッチ エクスパンションとチャネルを合わせた使用方法をご説明しました。

エリオット波動の原理原則は多くのトレーダーが意識しているため、2波→3波、4波→5波、b波→c波の反発・反落は大きなものとなります。

また、エクスパンションを同時に利用しているトレーダーも多いはず。是非あなたもその恩恵に与ってみて下さい。

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波の「終点」を事前に予測したい方へ

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