トレードにおいて、資金の有無が勝敗を分ける事があります。
「小さくても利益は上がる!」そうかもしれません。
しかし、小さすぎると、やはり負ける確率は高くなります。
資金が少なければ負ける 絡繰り
一つのトレードが成功する確率というのは、いかにその手法が正しかったとしても『未知数』です。
ですが、優位性の高い手法を正しい環境認識の下で継続した場合に
いずれ勝ちを拾える事になります。
例えば、順張り。
トレンドが出るのを待っているトレーダーは、今か今かとエントリーとエグジットを繰り返します。
何度も損切りに合い、伸びるのかと思えば戻り、損切り。また伸びるのかと思えば、損切り。
いずれ、それを継続した時に値は伸びるわけです。
損失分を十分取り返すほどの利幅を得る事が出来ます。
例えば、逆張り。
反転するタイミングを計っています。
いつ反転するのか、今か、まだか、と待ち続けて反転したと思ったら続伸して損切り。
また待って、エントリー。順張りよりは慎重にエントリーをしますが、タイミングを取るために
何度かは小さくエントリーを繰り返す事になるでしょう。
つまり、何度もエントリーする資金とポジションコントロールは必要です。
リスクを軽減してエントリーする方法をスリースタータードットジェーピーでは教えていますが
普通は思ったようにエントリー出来るまでに消耗する事になるでしょう。
そして、ポジションを分散してリスクヘッジする必要があります。
一つのエントリーポイントで勝負する。
それはそれで否定はしませんが、そのエントリーが勝てる保証はどこにもありません。
タイミングを外していれば伸びませんし、急落してしまう事もあります。
タイミングが合うまでチューニングしていく必要があります。
では、どうするか?
分散するのです。
株なら幾つも銘柄を。
FXなら、ユーロドルだけではなく
ポンドドル(ポンド円)、ユーロポンドにも手を出しておく。
そうする事で、一方が伸びなくても
もう一方が伸びる事があるからです。
このFXについて、ショートムービーをご覧下さい。
分散する必要性についてのチャート解説です。
ポートフォリオをしよう!
資金を分散すると、「一つのトレードが成功しなくても
他のトレードで成功する」事があります。
それは、市場を分散するだけではなく一つの市場であっても可能です。
その方法を知っておくと、幾つか利点があります。
メリット
- リスクが軽減される
- 市場全体を見る事が出来る
- 大小様々な時間軸を見る事が出来る
主にこの3つが重要なメリットとなります。
上の動画のように、他市場にも手を出しておくと
- マーケット同士の絡みが分かり、
- エントリータイミングが取り易くなり、かつ
- 方向性を間違えにくくなります。
同じ市場でも、幾つものトレード手法を組み合わせると
- 大きな流れと小さな流れが分かる
- 違う観点から値動きを捉える事が出来る
- 結果、リスクを軽減しながらポジションをコントロール出来る
そのようなメリットがあります。
しかしながら、それには
分散させるだけの枚数を持つ資金は最低、必要です。
とはいえ、一つ一つの枚数を減らせば問題ないのです。
この話のタイトルは、「資金が少なければ負ける」ですが
実はこの話のオチは(笑)、
「資金が少なければ、一つ一つの枚数を減らして分散して下さい」です。
特に多いのが、全力投球で
一つのエントリーに賭けるトレーダー。
何度も書きます。
そのエントリーが、成功するかどうかは分かりません。
ベストなエントリーとなるまでに、何度か消耗する可能性があります。
だから、一つのエントリーの枚数は減らして
市場や、エントリーポイント自体も分散する必要があります。
今後は是非そうして下さい。
FXで「ポートフォリオ」をする方法
ユーロドル、ポンドドル、ユーロポンド。
この3つと、ポンド円を使った動画がLESSON32「ポートフォリオ」。
9月に撮影した動画です。公表は11月の予定です。
が、もう待ちきれないという会員様が多いようなので
アップロードしておこうと思います。:-P
それ以外の方は、一つずつ動画をレンタルが可能ですので宜しければどうぞ。
ただ、最初(LESSON1)から観ないと意味は解らないはずですので、
フリーパスプランをお勧めします。
9月に撮影したと言いましたが・・・。
ポンドドル、急落。ユーロポンド、急騰しましたね。
ですが、この9月撮影の動画に、もう入っています。 😀
それが、ザ、フィボナッチ。です。
ユーロポンドが撮影当時はまだ伸びが足りない時でしたが、
この四角で囲んだエリアに入らないといけない、だから買いです。という話をしています。
ポンド円がこの形であれば、「こんな安値で危ないのに、本気で買う人はいない。最初にお伝えした『史上最も簡単で、最も正確な読みの出来るFXとCFDの取引方法』という手法ではエリアからはみ出している今は売りです。」とお話し、下落したのが、この週足チャートの最後のローソク足です。
ユーロポンド、ポンド円ともに、時間軸を大きくするとユーロポンドは買われ、ポンド円は売られる事になります。だからそうなりました。
ですが、その中に1時間足だとか、4時間足だとか。小さな時間軸があります。
ここでのトレードはまた別の話です。デイトレード手法を使ったり、『値動きのルール』という手法を使ったりします。
これらの組み合わせでリスクヘッジをしていく事が出来ます。同時に、チャンスを捉えやすくなります。
おまけ。相場分析。
最後のポンドドルは、今はギャンファンに捕まっています。目標は下にあり、ただ、トレンドラインで反発。
終値で129431に残る事が可能。ユーロポンドはこれでようやく目標達成。あと一つ残していると言えば残している。
ポンド円もそう。
今の状況は、まだ続伸する要因を残しているが一旦反発のタイミングになっています。
月足でユーロポンドがこの形になったという事は、
最高値を越えない限り、いずれ反落する事になるでしょう。
この伸びと、目標値達成、最高値の切り上げ切り下げ、戻りのタイミング。
これが一番重要な判断材料になるはず。ですので、要チェックはユーロポンドです。
それではまた。
P.S.
LESSON32「ポートフォリオ」アップロードに伴う勝ち方実戦編フリーパスプランの販売価格は、当初の予定通りのスケジュールとなります。