なぜ水平線はその値位置に引くのか?(反転する値位置の秘密)
トレードでは「水平線を引け」というアドバイスをよく耳にします。しかし、『そもそもなぜその値位置に高値安値が出来ているのか?』まで深く考えた事がありますでしょうか。
この話の意図は、次のチャートを見ると分かりやすいでしょう。あなたなら、チャートのどこに水平線を引きますか?※真ん中のチャート形状で。一番下の値位置はフィボナッチで分かります。
私が引いた赤色の水平線。なかなか良いと思われませんか?(笑)拡大してみます。
上昇を完全に止め、安値圏でも5回以上は反転上昇しています。これ以上に上手く水平線を引ける人も少ないはず。
ですが実は、これは水平線ではありません。
水平線と思しき2つの値位置は、スリースタータードットジェーピーで「仕込み」と呼んで何年間も教えて来たトレード手法です。
そして仕込みを一度割れて反発しているところにあるラインは「※※の目標値」と呼んでいます。
仕込みについて解説
この「仕込み」を覚えれば、水平線はもう引く必要がありません。
なぜなら、それぞれのトレーダーが自力で考えた今後機能するであろう値位置よりも
「正確かつ機能する値位置に何も考えることなく、初めから(水平線のような横の)ラインが引けている」からです。
もう一度言います。
最初から仕込みは引けている。また、「ここに仕込みがあるから反応している」のであって
高値安値が出来てから初めて横のラインを引ける水平線では遅いのです。
水平線では反応を見て3回目くらいからようやく『反転するかも・・?』という確信が持てるのでは?
順序を考えて頂くと分かります(理屈まで理解している方には)。
仕込みがある→機能する値位置になる→何度も反応する→ようやく水平線を引ける。
何度も反応した後で引いても、「ようやく水平線が引けたと思ったら、その時に限ってラインブレイク」してしまっては大損に繋がります。
ラインは早く、正確に、引けた方が有利です。
仕込みの分かりやすい動画(水平線ではない)
動画を視聴して頂くと、どれほど機能するものなのかは分かるはず。
と、まあこれが「仕込み」です。
まとめ(水平線と仕込みの違い)
- 仕込みがある→機能する値位置になる→何度も反応する→ようやく水平線を引ける
- 仕込みは、正確かつ機能する値位置に何も考えることなく、初めからラインが引けている
- 高値安値が出来てから初めて横のラインを引ける水平線では遅い
という事で、今回は「水平線と仕込みの違い」でした。
仕込みは自動で引ける横のラインなので、自分が考える必要はないのです。
しかし、どんどん世の中がシステム化されAIなども流行っているように、「手動」というものにどれほどの価値があるのでしょうか?
自分で考えて引くから良いのではなく、自動でそれなりに引けるのならライントレードもその方が良い。
さらに、仕込みに関しては水平線より早く引けるので有利です!しかもこれほど機能する。
フィボナッチも同じですね。フィボナッチも高値安値を選んだら値位置が自動で決まります。
自動で分かり切っているからこそ、多くのトレーダーが同じ値位置で売買します。手動で考えを凝らして引いたその水平線はどうでしょう。他のトレーダーも賛同しますか?よほど才能がない限りは正確に引く事自体難しいかも知れません。
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