「デイトレードとスイングトレードの判断基準」は何が良いか?
デイトレードでよくあるお悩みは、
『持ち合いでごちゃごちゃして、方向性が分かりにくい』『上下にダブルパンチを喰らってしまう!』というもの。
こうなる理由は、デイトレードとスイングトレードの「方向性を掴むための基準」が欠けているのだと思われます。
持ち合いの日も、大きく動く日もありますが、
どちらにしても判断基準にすべきラインは同じです。
ドル円の例
例えば、3月末のドル円相場。
大きな流れとしてはこの期間は売りでした。
私はこのチャートに書いたところから売り、利食いと書いたところで全て利食いしていますが、これは少し大きな流れが分かっていての事です。
しかし、デイトレード~数日となると話は変わります。
左図は4時間足の流れでのトレード。次の図は1時間足以下のデイトレード。そして、ポイントは「どちらも判断基準は同じ理屈に基づいている」という点です。
デイトレードでは売り。スイングトレードでは買い。のケース
この図がその後のドル円です。大きな流れで利食いした後は上昇しています。
デイトレードとしてはどうでしょう?
例えば「今から少しトレードをしたい」「今日の流れで利益を出したい」と思った時、我々は何を判断基準にしたら良いのでしょうか。
デイトレードの売買の流れ
- 下落する前
大きく下落する前の時点で、デイトレードとして下落を決定付けるラインを3つ4つ割れています。少なくともこの時点(チャート左上の方)で下落に気が付く必要があります。
大きな流れが分かった上で、デイトレードも出来るのなら、この日も売り増せます。 - 上昇に転じる前
この時点では一度戻る可能性が高いと話しており、実際にその後は一度下落。
かつ、全て利食いしたのはその後上昇する可能性が、大きな流れとして高いから。
この図はある動画を撮影した時点までの値動きについて記載してあり、上昇する前、チャートの下の方に〇を付けたタイミングまでです。
このように、デイトレードの売買方向と、数日以上のトレード(スイングトレード)の売買方向では方向性が同じ時も違う時もあります。
ただ、どちらも実は判断基準は同じなのです。
つまり、
- どんなラインを割れているか?
- 底を打って上昇するなら上昇すべき相場構成(チャート形成)になったか?
と言ったテクニカルによる判断基準は同じです。
デイトレードとスイングトレードの判断基準
上の例での、デイとスイングの違いは次のようになります。
- デイトレードなら「まだ今日は売り。上昇が決定するまでは売っておこう!」
- スイングトレードなら、「大きな値動きを取るにはもう少し待ってみよう。」
しかし見ている値動きは同じ。どの部分の値幅を狙うかだけの違いというわけ。
下落から上昇へ転じてからの方が勝つ確率が高いと考えるのか、今下落しているなら売った方が勝てると考えるのか。両者はどちらでも良いと見えますよね。どちらでも良いのですが、使うテクニカルは同じ。
ライントレードのやり方
ライントレードのやり方は4時間足でも1時間足や30分足でも同じ。
- 4時間足レベルでまずは相場分析をして、どうなるのかを考えます。
- その中で短期で値幅を狙うなら1時間足や30分足や5分足などで細かく分析し直して売買します。
- スイングトレードなら4時間足の分析のままで、大きな値動きを狙います。
また、実は上のチャートは「あるラインが反発するか反落するかを決めている」ようなところがありますので、次の動画をご参考にして下さい。
『ライントレードの極意3』
これが今年提唱している新しいライントレード手法です。
今年は是非、この手法を極めてみて下さい。
昨年までは、主に「フィボナッチリトレースメント+ギャンファン」を推していました。今年はさらに簡単に、方向性と売買ポイントを掴めるこの手法推しです(笑)。
この動画は『勝ち方実戦編フリーパスプラン』に参加して頂くか、または単体レンタルでも視聴出来ます。※上の動画から直接レンタル出来ます。
今まで教えてきた手法の知識ベースがなければ分からないかも知れませんので、セットの方をご購入下さい。単体レンタルに関しては、上のプランへ参加しているか『極意書』『大野が考える現在最強のデイトレード手法』などをお持ちでなければやめておいた方が良いでしょう。
いきなり実践的な話になってしまいますからね(笑)。基礎知識を本やテキストで学んだ方が分かり易いという事です。もちろん知識豊富な方であれば良いのですが。
動画『ライントレードの極意』は0~3まで。今回の3は新動画!
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※0は環境認識の方法で全く別の話。1が基本になります。3は2の応用で、短期トレードへの落とし込み方やコツについて。
関連動画「ライントレードの極意」一般公開版
それではまた。
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