ギャンスクエア・ギャンファン・ギャンリトレースメントのまとめ
ギャンスクエア(gann square)というのは、ギャンファンとアーク、そしてギャンボックスが合体したようなツールです。このページでギャンスクエアの使い方を学べます。
Tradingviewのギャンスクエアは2つあります。「固定ギャンスクエア」と「ギャンスクエア」。
この2つの使い方と違い、そして「ギャンファン」との違いについて確認しましょう!
固定ギャンスクエアとギャンファンの違い
- 斜めのライン(ギャン ファンに近い)
- 円弧(フィボナッチ アークに近い)
- ボックス(ギャン ボックスに近い、上下左右の直線)
を全て合わせて「固定ギャンスクエア」というツールになっています。
よって、これ一つ引いておくだけで3つの効能があるわけですね!非常に便利です。
固定ギャンスクエアについて
何が固定、なのかと言うと、自由に動かす事が出来ず、右斜め上にしか動きません。
別の言い方をすれば「斜め45度に一発で引ける」というのが固定ギャンスクエア。
そのため、基本的な斜め45度のギャンファンを引きたい時に重宝します。
斜め45度のギャンファン(基本)の引き方
従来のやり方では2度手間ですし、そこまでする必要があるのか?と思いますよね。
この固定ギャンスクエアを使えば、何の苦労もなくギャンファンを引けます。
同時に、フィボナッチアークのような円弧も引けます。
さらに、(数値設定不可なため)自由度はありませんが、
ギャンボックスのような上下左右の区切り(横軸と縦軸のライン)を引く事も出来ます。
この「固定ギャンスクエア」の使い方・引き方を一つ覚えておくと良いでしょう。
なお、MT4にはこのツールはありません。Tradingviewで使用出来ます。MT4では代わりに「ギャンファン」を使いましょう。
ギャンファンについてはこちらの記事もご参考にして下さい。
固定ギャンスクエアは引くのは簡単だがずれる。
ちなみに、斜め45度のギャンファンもそうですが、固定ギャンスクエアもラインがずれます(笑)。
どういう事か?
次の動画をご覧下さい。
動画で分かる!固定ギャンスクエアとギャンスクエアの違い
この動画で、2つのツールの違いはすぐに理解出来るはず。
固定ギャンスクエアは紫色、ギャンスクエアは緑色になっています。
- 引いた後で、自由に縮尺を変更出来るのが通常のギャンスクエア。
- 固定ギャンスクエアはその名の通り、斜め45度のラインを”固定で”引ける。
ギャンスクエアの比較 左固定 右通常(動画)「ラインがずれる」の意味。
チェックポイントに丸を付けました。
〇とラインのずれに注目してみて下さい。
角度にこだわるのか、それとも実際の値動きへのフィットを重視するか?
- 右の通常のギャンスクエアは、スケールを変えても値動きにフィットします。
- 左の固定ギャンスクエアはスケールを変えると全く違うラインになってしまう。
(例;チャートを拡大する、縮尺を変更する、時間軸を変える、など)
私の場合、固定ギャンスクエア自体は使いません。
※ラインがずれてしまっては引く意味がないからです。通常のギャンスクエアを引く、またはギャンファンのオリジナルの引き方ならずれません。
ギャンファンとは何か?
より理解を深めるために、基本となるギャンファンについて、簡単に把握しておきましょう!
特に、通常ギャンスクエアを引く時にはこの知識も必要です。
ギャンファンというツールは、このチャートでは太線で表したもの。良く反応しているのがお分かりかと思います。
それもそのはずで、この引き方は私が苦労して編み出した「オリジナルの引き方」だからです。
これまで引く度に苦労していたのが「斜め45度のライン(ギャンラインなどを使用する)」です。しかし、このオリジナルのギャンファンの引き方をすれば一発で機能するラインが引けます!
さらに、斜め45度のギャンファンでは問題があった「スケールを変えると機能しなくなる」という事態も発生しません。一度引けば、ギャンファンを抜けるまで機能し続けるのがこの引き方です。
「斜め45度とオリジナルのギャンファンはどちらが良いか?」論争
- 日足から週足へ、週足から4時間足へ切り替えただけでラインとローソク足の位置関係が変わってしまうのが斜め45度のギャンファン。そして固定ギャンスクエア。
- 値動きにフィットし、スケールを変えても機能するライン。それが通常のギャンスクエアとオリジナルの引き方。
常に機能し続ける(ずれない)オリジナルのギャンファンの引き方が圧倒的に利便性が高いでしょう。
より高値安値の押し目戻り売りポイントに機能するのもまたオリジナルの引き方のギャンファンです。直近10年間もそうですし、過去検証をしてもやはりよく機能しています。
斜め45度のギャンファンは引く時に苦労し、その後もラインがずれます。この引く時の面倒さが改善されるのが最初にご紹介した固定ギャンスクエアです。しかし性能は変わりません。
ギャン大事典などで教えている引き方で、正しく引けるギャンファンを使用しましょう!
ギャンファンの3つの引き方+ギャングリッド、リトレースメントなど、ギャンのツールの使い方を学べる!
(通常の)ギャンスクエアの使い方
固定ではないギャンスクエアの使用例です。
こうやって”ある一定のルールに基づいて”引いた後、コピーして使うのがオススメ。
毎回適当に引いてはダメですよ(笑)。機能する引き方は4つありますが、その内の一つがこれです。
そして、コピーしたら次のようになります。
次のシーンでも同じように機能する、というわけです。なぜでしょう?
ギャンスクエアの規模が繰り返される
「その市場のボラティリティや、値が動くタイミング・時期」が
”同じサイクルを繰り返す”のであれば、次のシーンでも機能するはず。
このような理由で、過去で機能していた大きさのギャンスクエアをコピーして使います。
これは一つの例ですが、実際の相場での使いこなし方です。ギャンファンと違い、エリアが区切られているこのツールならではの方法だと言えます。
この考え方では、ギャンボックスでも同じような使用方法が可能ですね。
ギャンスクエアのまとめ
- 引くのが簡単なのが、固定ギャンスクエア。
- 自分でセオリーを知っていなければ上手く引けないが、自由度が高い通常のギャンスクエア。
最初は固定ギャンスクエアを覚えて頂くのが簡単で良いでしょう。
さて、ここから先はご自身で考えて頂くか、
最新動画「gann-trading ギャンスクエア・ファン・リトレースメントのまとめ」をご覧下さい。
この動画では「ギャンスクエアの4つの機能する引き方、ギャンファンのオリジナルの引き方、そして固定ギャンスクエアの使い方、ギャンリトレースメントの使い方」が学べます。
動画「gann-trading ギャンスクエア・ファン・リトレースメントのまとめ」
これまでの動画教材の内容を最新アップデート!そして、まとめ直しました。
またギャンスクエアの使い方は今回初登場!
この動画では
- ギャンスクエア4つの機能する引き方
- ギャンファンのオリジナルの引き方
- 固定ギャンスクエアの使い方
- ギャンリトレースメントの使い方
- 各ツールを合わせて行うトレード
などについて学べます。
「gann-trading まとめ」が含まれる教材
gann-tradingまとめ、最後の話は「ギャンの28のルール検証」です!一部分はギャン大事典にも含まれますが、全編は勝ち方実戦編とライントレードマニュアルでしか視聴出来ません。
ギャン大事典では、特典動画として、固定ギャンスクエアの使い方(簡易版)を視聴出来ます。動画名「ギャンファンを簡単に引く方法+28のルールからピックアップ」
FIBO&GANNライントレードマニュアルにもこのまとめシリーズ5本を追加ました!※動画「gann-trading ギャンスクエア・ファン・リトレースメントのまとめ」や「ギャン大事典」自体もFIBOGANNマニュアルには含まれます。
ギャンスクエアについては以上3つの動画教材で学ぶ事が出来ます。
同時に、ギャンファンの使い方も学べます。
この機会に、ギャンに詳しくなってみませんか?