トレードではリスクを取らない方が勝てる!?
そもそもとして、FX・CFD・先物・オプショントレードはリスクが大きな投資商品です。なぜなら、レバレッジが効いている事が多いから。
そんなトレードの世界でリスク管理を怠ったら瞬く間に口座破産してしまいます。
だからこそ、「リスクの取り方」についてよく考える必要があります。
トレードのリスクの取り方
- A.100倍以上のレバレッジで一気に稼ぐ
- B.2%以内の損失に抑えてじっくり増やす
海外FXなどではAを選びがちですが、その際には小資金を複数口座に分けて、「口座破産するものと成功した口座」というようにトライアンドエラーを繰り返す必要があります。
対して、Bの2%ルールはごく一般的なものです。総資金の2%未満に損失を抑えて2%~4%を一回のトレードで稼ぐ。
長期投資と比べてみると、Bを選べるようになるかも知れません。
- 長期投資では年間5%増えたら上等。それを数十年も掛けて行う。
- トレードでは1回で2%や4%増やせる。1時間とか1日で、という世界。
本当に2%未満に抑えた売買サイズは小さいでしょうか?
長期投資のパフォーマンスと比べてみたら口座破産の道を歩まずに済む可能性がありますので、今一度よく考えてみて下さい。
勝っている時が一番難しい!
トレードで負けている時は特に難しくありません。先ほどの例では損失額が資金の2%未満になるようにポジションを抑えて買ったら、損切り位置(多くの場合はトレンドが崩れる位置)で損切りです。
シンプル。
しかし、勝っている時はそうは簡単にいきません。
- どこで利食いしよう?
- 戻って来たらどうしよう・・
- 追加で買うべきかな?
・・
このような欲や恐怖が生まれるからです。
欲望をコントロールし、パターン化する
トレーダーが欲に溺れたら、もう間もなく破産します。
トレードで一番重要な心構えは「もっと稼いでやる!」ではありません。
「損失を減らしてラッキーを待つ」。これです。
- 「もっと伸びる」かは確実ではありませんが、いつかどちらかに動きます。損失額を抑えておけば「負けても少額、運が良ければ大きく勝てる」状況を作り出せます。
- 一回一回の損失額が大きいと、失敗が続いた後、次のエントリーに勇気が要るようになります。しかし大してダメージにもならない損失しか被らないとしたらどうでしょう。
リスクフリーにする、というリスク回避方法
私がこのような話をする時は、必ず解決策があるから話しています。
負けている時はシンプルに損切り。勝っている時こそ難しい。
←この利益が出ている時の対処方法をご紹介
「利益が出始めたが、まだ伸びるのか・買値を割れて下落するのかが分からない状態」で利用するテクニックがリスクフリーです。
『リスクフリー』とは、もうリスクがないポジションの事。
最初買う時はいずれの場合もリスクを抱えます。しかし、そのリスクは限りなくゼロに近い状態にする事が出来ます。
リスクフリー戦略の概要
エントリーした後、利益が伸びた時。損切り幅と同幅で半分利食いします。
ただそれだけでリスクフリーのポジションが出来上がります!
よく、「建値ストップ」(損切り位置を買値まで引き上げる)戦略を耳にしますが、建値は必ずしもチャート形状として相応しい損切り位置とは言えません。多くの場合、中途半端な値位置の損切りになってしまいます。※買値がどこにあるかは相場には関係ない
リスクフリー戦略(資金管理のマジック)では、正しい損切り位置のまま、損失になるリスクを無くす事が出来ます。
※例外;週明けなどに値が飛んで、損切り位置より下で約定する場合。流動性が少ない市場で、急変が起きて損切り位置より下で約定する場合。スプレッド(買値と売値の差)が広い市場を取引して、スプレッド分マイナスになる場合。
元祖、資金管理のマジックは無料!
『資金管理のマジック』のテキストは「ライントレーダーズ通信」というメールマガジンに登録するともらえます。大体のイメージは上の図のようなものですが、もっと詳細に書いてあります。
資金管理のマジックS
改良版が登場!
話すと長くなるので、こちらのイベント記事をご覧下さい。
まとめ
FXやCFDはレバレッジが効いているので、何も気にしないでいると大きなリスクを抱えてしまいます。
しかしその分、小回りが利くため、
「資金管理のマジック」のような方法を使えば
リスクフリーにした状態でレバレッジ10倍や25倍のポジションを持てます。
- リスクを大きく取るトレーダーが生き残れるのか?
- リスクを極限まで軽減するようにしているトレーダーが生き残るのか。
私は後者だと思います。
以上、リスク管理には十分にご注意を!
利益が出ている内に安全に。リスクフリーにする方法
2番の資金管理のマジックS(改良版)については
全体ミーティング(9月24日)~11月の全体ミーティングで
3つのトレードルールに組み込んでお伝えします。