デイトレーダーにとって、持ち合いは大敵!
持ち合いの大きさも様々ですが、デイトレードクラスの持ち合いは厄介です(笑)。なぜなら値幅も出しにくいですし、一瞬で戻る事も度々。私と同じようなデイトレーダーのために持ち合いを回避する方法をご紹介します!
持ち合いを回避する方法は主に2つ
- 有利なポジション(トレンドの序盤・天底など)を取ったら何もしない
- 動き出すタイミングで売買する
順番にご説明します。
有利なポジションを作り、持ち合いを回避する
有利なポジションとは「もう戻ってこないポジション」。私はこのように定義します。
持ち合いになる値位置は平均的なレートや、他のトレーダーが十分に取引可能なレートなので、滞在時間が長い。
多くのトレーダーが買ったり売ったりすれば当然上下にぶれますし、激しく上下に動いていて方向性がまとまらなければ非常に取りにくい値動きになってしまいます。
対して、「有利なポジション」を取っている場合。
ここでは天底を例に挙げて説明します。
天底は一番良いレートです。そのため、滞在時間が短くて一瞬です。
どこまでもどこまでも上昇して行くと多くのトレーダーが思っている最中、急に反落して止まらない!これが天井。そして、その天井から売ります。
しばらくこの有利な売りポジションには戻ってこない。
だから、持ち合いを避けるための一番簡単な方法は
「天底のポジションだけで取引する」です。
※他にもトレンドが出始めた時に買っておいて、値が離れてしまえばしばらく戻って来ませんので、こちらの方針でもOKです。
動き出すタイミングで売買すると、持ち合いを避けられる
デイトレードの中には売買すべき時間帯とそうではない時間帯があります。
売買すべき時間帯とはずばり「動く時間帯」。
それも「意味のある値動きをする時間帯」があるので、その瞬間を狙うと良いでしょう。
※逆に意味が無くて大きな動きがある時間というのは、雇用統計で激しく上下している時など。
これから数時間を左右する起点となる時間が存在します。
本当に幾つもあり、毎日そのスケジュール通りに動いているので、知らずにデイトレードをするというのは無理があります(笑)。
この点については「時間帯における考察~デイトレーダーのための時間戦略~」というテキストを参考にしてみて下さい。
持ち合い回避方法のまとめ
- 有利なポジション(トレンドの序盤・天底など)を取ったら何もしない
- 動き出すタイミングで売買する
この2つを意識すれば、持ち合いに巻き込まれる可能性は低くなります。
1は値位置、2は時間です。
スリースタータードットジェーピーでは値位置・時間・他市場の値動きの3つを利用した売買を推奨しています。※他市場の値動きでは方向性が掴めます。
今後は是非、意識してみて下さい。
動画『デイトレーダーのための持ち合い回避方法』公開!
この動画は8月23日~、新サイト「オンライン学習コース スリースタータードットジェーピー」の『フィボナッチプロ講座』で公開されました。
3時間半くらいの学習コースでフィボナッチのプロレベルへ引き上げます。
※ライントレードの基本が出来ていない方は、出来れば、アドバンス講座からご受講下さい。
本編動画のおまけ動画として次の3つの動画を追加!
- ギャン・エリオット・ダウのサイクル理論比較(公開済み)
- 天底マスターコース(公開済み)
- デイトレーダーのための持ち合い回避方法(8/23~)
天底を取るという持ち合い回避方法を実現するには、当然そのスキルが必要です。
もちろんフィボナッチプロ講座本編のテクニックだけを使って実現出来ますし、一つ前の動画で具体的なやり方を教えてあります。
トレード中に絶対やってはいけない事とは?
また、トレード中に絶対にやってはいけない事も紹介しました。この動画はこれを言いたかった・・・という作成意図が非常に強いです(笑)。
フィボナッチプロ講座のサンプル売買で、
『5日で資金を5倍にする』という動画があります。
→その後、数日で10倍になりました。
→その夜、これまでの大きな値動きに比べたら本当に小さな持ち合いなのにも関わらず、
ある事をしたせいで元本に戻りました(笑)。お恥ずかしながら。
ですので、これだけはやらないと誓ったのでした・・。
あなたもこれをやると、どれほどトレードスキルがあっても無駄に終わりますのでご注意下さい。
さて、「トレード中に絶対やってはいけない事」とは何でしょう?
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