フィボナッチチャネルの新しい使用法とは?
フィボナッチチャネルは通常のチャネルとは違い、幾つものラインが引けます。
2本しかない平行チャネルでは、捉えられる値動きも限られてしまいます。次のように。
フィボナッチチャネルと平行チャネル
見やすくするために引き方は少し変えてありますが、
この規模の5分足チャートですら、接点を比較すると
単純に2個と8個で4倍の差がありました。
ラインが多ければその分エントリー可能なポイントも増えます!
2個のラインしか引けない平行チャネルでは引いた後2回しかトレードは出来ませんが
8個のラインを引けるフィボナッチチャネルなら8回トレード可能です。
ただ、多くのラインを引けば良いのかと言うとそうではありません。
少なくともこの3つが必要です。
- どのラインをブレイクしたら、何をするのか?を決めてある
- 何の数値を設定すれば良いかを知っており、設定してある
- どこをブレイクしたらトレンド転換するのかを知っている
トレンドの転換を捉える方法
チャネルを引いてあれば「トレンドが進行中なのか、トレンド方向が変わっているのか」が一目で分かります。
この部分が重要で、トレードは基本的に買うか売るか。
トレンド方向さえ分かれば何とかなる事が多いですよね。ただ乗れば良いわけですから(笑)。
しかしながら、チャネルを割れたらトレンド方向が変わる?本当にそうでしょうか。
平行チャネルを割れても上昇するがフィボナッチチャネルで上昇する
このように、チャネルを割れても上昇する事があります。
しかしフィボナッチチャネルでは大きく反発する事もあります。
これは特性上の違いだと言えるでしょう。
通常の平行チャネルは誰でも引けて、皆が知っています。
誰でも分かるところで反発するほど簡単なら、それに越したことはないですが(笑)
そうではないですよね。
誰も知らないようなところで反発する。そしてそれは、フィボナッチチャネルの最終ラインだったりする!というわけです。
トレンド途中にベストタイミングでエントリー!
チャネルが引ければ、トレンドを把握出来るので
もちろん、トレンド途中からでもエントリー可能になります。
上位足でチャネルを引き、下位足でトレンド方向への小トレンドを取っていく。
または、
チャネルの最終ラインを割れたところから発生するトレンドを捉える。
それが今回推奨する『戦略8と9』です。
フィボナッチチャネルの基本
まず基本の使い方として、分かりやすいトレンドが出ている相場(AUDUSD)でご説明します。
こちらの動画は「ストラテジーズ」という教材の「STRATEGY8-9」(39分33秒)です。
フィボナッチチャネルの応用
応用編として、さらに深い駆け引きや使用法についてご説明しています。
こちらの動画は「勝ち方実戦編フリーパスプラン」(残り5個以下)の、「続・勝ち方実践編LESSON7;フィボナッチチャネルの新しい使用法(戦略8~9)」(52分51秒)です。
戦略自体は同じチャネルを使ったものなので説明が似ていますが、ご容赦下さい。どちらか一方だけでも意味が分かるように引き方から設定値、具体例までご説明してあります。
それでは是非お役立て下さい。
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「MT4やTradingviewでの、フィボナッチチャネルと平行チャネルの設定方法」「平行チャネルとフィボナッチチャネルの違いとは何か?」「チャネルはどこから引くべきか?」という話は
新記事「フィボナッチチャネルと平行チャネルの違い」をご覧下さい。