エントリーエグジットは難しい?
以前の記事でお答えしたお悩み相談ですが
残すところ、あと3つとなりました。
多かった悩みはこの5つに絞る事が出来ました。
- 損切りが難しい。
- 利食い(エグジット)が難しい。
- レンジとトレンドの違いが分からない。
- 資金管理が難しい。
- エントリーが難しい。
ちなみに動画での詳しい解説はこちら。
5つのタイプの悩みがある事が分かったのです。
残りは、エントリーエグジットと資金管理について。
ですが、
- エントリーをどこでしたらよいのか分からない
- エグジットをどこでしたらよいのか分からない
というのは致命的かもしれません。
なぜなら、トレードはどこかで買ってどこかで利益を確定する事で成り立っているからです。
これが分からないとなると、そもそも
「自分が相場で何をしたらよいのかが不明瞭」という事になります。
トレード手法によって普通は売買ポイントが決まっています。
ですので、それに従って売買するだけなのですが
これに関連して、資金管理も含め、一例を通してご説明したいと思います。
例えば単純なこのやり方で。
というとても簡単な考え方で売買している方がいたとしましょう。
ここにどの市場で?どの時間軸で?という要素も加わります。
そして、エントリーの位置ですが
その市場のその時間軸で、高値を越えたら買い、安値を切り下げたら売り
と決まっていますから、その時に売買するだけです。
高値を越えたら買い逃さないように買う、という
エントリーのタイミングが難しいかもしれません。
ただ、逆指値でも出来ますし、近くなってくれば注目しているはずですから成り行きで入れますよね。
そして、この場合損切りは安値を切り下げたら売り、であれば
次の安値の切り下げタイミングを待って、エグジットする事になります。
時間軸が例えば4時間足レベルの値動きとすれば、5分足の小さな
高値安値は無視して、4時間足のローソク足として高値安値の形成を見ている、
となります。
それでは、この時。
難しいのは何でしょうか?
難しいのは資金管理の方。
エントリーエグジットが何かのトレードルールにおいて
決まり切った事(上の例は分かり易く書いただけです)を続けていくものだとすれば
それにふさわしい枚数のバランスというものがあります。
ですので、資金管理についてはトレード手法抜きには語りにくいのが正直なところです。
ただ、全般的に言える事は
無理しないで下さい(笑)、という事でしょうか。
頑張りすぎると負けた時のショックは大きい。
淡々とトレードを続けているトレーダーは、負けた時の事も考えて
買っています。
一発勝負でトレードしているわけではないのです。
その値位置で買って、損切りはどこで。
その損切りに掛かった時に、ショックではない枚数で買う、または
総資金に対して何%以下に値する枚数でしか買えない、というトレードルールを持っています。
この%はあなたが思っているよりも、かなり小さいです。
そうやって、エントリーエグジットの値位置、そして資金管理を
組み合わせて淡々と続けていくのがトレード。
この点をもう一度よくお考えいただければ、
エントリーエグジット、資金管理が難しいという悩みは解決するかもしれませんね。
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