テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2種類の分析方法がある
経済ニュースや経済指標などファンダメンタルズを追うだけでも大変なのに・・、チャートを分析するテクニカル分析までする必要はあるのか?
こうは思われませんか。
※この場合のファンダメンタルズはFXとCFDにおいての。つまりマーケット全体や国レベルの話。
しかし、トレードをするなら
テクニカル分析は必要です。
その理由について解説します。
ファンダメンタルズだけでは駄目な理由。
株価指数や為替は経済指標や要人発言その他経済ニュースで動く事がある。
それなら、新聞やネットに出ているような情報だけで売買したら良いのではないか?
と思われるかも知れませんが、
幾らで買って、幾らで利益を確定するのでしょうか。
- なぜ上昇するか、がファンダメンタルズ分析。
- どこからどこまで上昇するか、がテクニカル分析。
経済指標で売買する時。
雇用統計や消費者物価指数やGDPなどの経済指標で売買する時も、
それまでに上げ過ぎていれば発表結果が良くても伸びません。
それどころか、結果が良いのに下落する事すらある(笑)。
なぜでしょう。
「チャートに織り込み済み」だから。
つまり、チャートを分析していなければ
指標発表でどうなるかは分からないのです。
もちろん結果による値動きの方向性も重要ですけどね。
逆にチャートをしっかり見ていれば、次のような判断が出来ます。
- もう上げ過ぎているから発表前に利食いしておこう・・
- まだ上値余地があるから、発表で一度下落しても、その後上昇するよな(結果が悪かった場合)
- まだ上値余地があるから、発表で目標値まで上昇するよな(結果が良かった場合)
チャートだけ見ていた方がまだまし。
指標結果で「ドンっ!」と動くことって、ありますよね?
(あるある)発表された指標結果をあなたが知る前に、数秒~1分で情報を仕入れたトレーダーが先に買ってしまい
チャンスを待っていたら、すでに雲の上・・。
- 指標結果を見て→エントリー
ではなく、
- チャート分析で値位置とチャート構成を考えておいて→正しい値位置ならエントリーエグジット
この方が指標発表時のトレードすら上手く行きやすいのです。
結果を見て後出しじゃんけんで勝とうなんて、実際そんな甘い展開は少ないからですね。
指標発表前に勝負は付いている
指標発表を考えるなら、もっと良い方法があります。
お待たせしました。
フィボトレーダーへの道。編エピソード2、「なぜテクニカル分析なのか?」をご覧になれます。
※このシリーズは最初の幾つかの動画を記事に載せて配信します。シリーズ全てを視聴するには無料のコースへ参加しておいて下さい。なお、コースには一日前に先の動画が追加されています。