フィボナッチエクスパンションとファンの使い方 応用編
前回記事「フィボナッチエクスパンションとファンの使い方1」では、順張りとしての使い方と逆張りとしての使い方があるという話をしました。
エクスパンションは分かり易く、扱いやすい。そして、たった1本のラインを意識しておけば良いとも書きましたね。
今日は応用編として
フィボナッチエクスパンションとファンの期間を区切った使用方法について。
ここまで理解していれば、エクスパンションを使いこなせていると言えるでしょう。
フィボナッチエクスパンションとファン+週の仕込み
このチャートはどう見えますか?
先週の日経平均の値動きです。
赤色の横線を引いた値位置から下が売りです。ファンでも抑えられていますね。
前回記事で、
“その水平線が「フィボナッチエクスパンション」です。
買うか売るか、上昇か下落か、を分けているラインはたった1本です。”
と書きましたが、一体どのラインを指しているのか分からない!といけないので今回は色付けしておきました。
週の最後に反落した矢印↓を引いた部分は絶好の売り場だったわけですが、何故だと思われますか?
分かりにくければ、1時間足チャートでもお見せしましょう。
エクスパンションだからです。そして、ファンの最終ラインにも阻まれており
上下を分ける重要なタイミングとなった。
1時間足で綺麗に終値をラインより下へ残して、次の1時間足から続落し、週を終えた。
ところで、前回記事では天底からラインを引いていました。しかし、このチャートでは下落途中から引いています。
これが応用編だと書いた理由です。
週の仕込みからラインを引けば、週の値動きを取れる。
週の仕込みも知らないようならもちろん、意味が分からないと思いますが
知っておかないと値動きも分からないでしょう。ご覧の通り、動いている理由はこれらのラインですから。
→週の仕込みと目標値を理解する→エクスパンションとファンを理解する→2つを合わせた手法を使えるようになる
というわけです。
その後、相応しい資金管理になるようにトレードルール化するという作業も必要です。
フィボナッチエクスパンションとファン+日の仕込み
こちらは1日の流れをエクスパンションとファンで取る手法です。
短期トレードの値動きは、例えばこうやって捉えれば良いのです。
ただ、このトレードをするためには知っておくべき手法が幾つかあります。
エクスパンションとファンだけではなく、日の仕込みとは何か、週の仕込みとは何か。
そしてですね、先ほどの週の値動きとこの日の値動きを組み合わせて考えます。
週として下落していました。その中での一日の値動きなので、そもそも売りの方が成功しやすいのです。
環境認識を週、トレードを日としてトレードルールを組み立てたもの。それが「戦略16」と呼んでいる売買ルールです。
戦略16-18;ライントレードの極意(売買ルール)
この2つの動画でやり方をご説明しました。
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勝ち方実戦編フリーパスプランの動画がついに100個を突破しました。
そして、新刊です。
極意書第2巻『極意書STRATEGIES~ライントレード20の戦略~』が登場!
今回は動画が15個付属した本となっており、コストパフォーマンスが格段にUP!
詳細な検証データに基づいた売買ルールを20個学べるので、中から気に入ったルールを一つ選ぶだけでOK。
もちろん、あなただけのトレードルールにカスタマイズも出来ます。
リスクを膨らませがちな個人トレーダーは必読。
資金管理の方法を同時に学べるため、無茶苦茶なトレードから
極小リスクで優位性のあるシーンのみにエントリーするライントレーダーへと変貌を遂げるでしょう。
第1話はこちら
戦略17の成果?
記事公開翌日、会員様から早速ご連絡を頂きました。
K様
”昨日動画の方を拝見させて頂きありがとうございました。
今日早速ポンド円で戦略17を試してみましたが朝、10時の4時間足の確定で引き方が正しいかわかりませんが買いの※※を超えて来たのでそこで買って、※分割で利食いを設定しておきました。
先程※※まですべて利食いされていました。ストラテジーズの本の到着を楽しみにしています。”
この方は飲み込みが早いのかも知れませんが、売買ルール通りにトレードして早速効果が出ているようです。
次回は是非、検証してからご利用下さい。お便りをありがとうございました。