逆張りのコツ
こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
今日は逆張りについてお話します。
逆張りは、基本的な性質から考えると順張りよりも難しいです。
買うタイミングさえ間違えなければ、順張りは余裕を持って利食いが出来ます。
しかしながら、逆張りは買うタイミングに加えて、利食いのタイミングもシビアです。
まずは上げの押し目を買う、順張りのような逆張りはこちら。
理論通りに引くとこうなります。
これがチャネルです。
チャネルは、こうやって引いたら下辺で買います。丸を付けたところが、先週最後の良い買い場でした。
今日はその辺りの話です。(安値の買いの話はページ最後に追加しました)
トランプ大統領の当選からこういうチャネルに沿って上昇していましたね。
こういう押し目であれば、比較的リスクは小さいですが、
この一番高値のところでの逆張りはかなりタイミングが難しいですよ。
完全な逆張り(方向性が逆のもの)はこちら。
これが逆張りです。
完全な逆張りというのは、かなり難易度が高いです。
ただし、フィボナッチを本当に理解しているのであれば、実は簡単です。
チャネル下辺で買った後は、3日間続けて最高値で逆張りをしてみました。
毎日やれと言われれば、毎日やれます。(笑)
デイトレード手法の目標値があるので。(もちろん、その日の天井や底まで買っていくのがこの手法の本来の使い方ですが)
いつもそうなのですが目標まで上昇して↑下落する↓の繰り返しです。
しかし値動きに逆行する売買のポイントは「確実に利食い」をする事です。
利食いが出来ないのであれば、確実に損切りに合うでしょう。
それが、上のチャートでお伝えしたい事です。赤丸のところでの利食いを推奨します。
つまり、きっちりと利食いをしなければ高値ブレイクに合います。(それが逆張りですよ)
最終日はさらに下落するわけだけれども、また売り場はありますから、利食いしておいた方が無難ですね。
こういう事です。次のチャートをご覧下さい。
また、目標値が分かっていなければ、言うまでもなく最高値では売れません。
インジケーターでは無理です。
逆張りはインジケーターでやるものではなく、
正確に値位置を算出して行うものです。
最後に。
市況と相場観から少し、面白い話をしてみます。
11月24日アメリカのFOMCと翌日がサンクスギビング(七面鳥などを食べるアレ)だった事もあり、
お祭り騒ぎで暴騰しましたね。
サンクスギビングとは収穫祭です。
つまり、アメリカのトレーダーからしてみれば
ドル円相場でかなり収穫できたわけですね(笑)。
- 米国市場(アメリカの時間帯)に暴騰しました。前夜に買われて、サンクスギビング当日(木曜日)はアメリカはお休み。まだ買っていないトレーダーがいるのはヨーロッパの市場と日本市場です。
- ですので、欧州時間に買われました。
- サンクスギビングの木曜日が終わり、金曜日。最後は日本時間に買われました。
最後のチャートは各市場の「上げ幅の違い」に注目して下さい。
一番高値の値位置には、また違うチャネル(フィボナッチチャネル)が引けます。
※フィボナッチチャネルの正しい引き方はフィボナッチ大事典でご説明しました。
アメリカ時間、欧州時間、日本時間。それぞれのトレーダーが買い、しかも上げの値幅は収縮してきています。
つまり、下落するわけですね。
そして、週足の終値を考えると、少し戻って、日足レベルの目標に近付けるのではないか?
という考えがあれば、その値位置まで戻します。
よって、金曜日は売り一本となります。それがこの動きです。
世界中のトレーダーに利益が出れば、当然、値幅は収縮する。
「お腹いっぱいになって下落。(笑)」です。
サンクスギビングとは、収穫祭ですから上げた分も「収穫」しないと。
このオチが言いたかっただけですが(笑)。
お読み頂きありがとうございました。
スリースタータードットジェーピーで教えている手法では、逆張りは非常に容易いのです。
正確に目標を算出出来ますから、最高値で売るのも、押し目で買うのも朝飯前です。
最近は特に、デイトレード手法を教えているので毎日気が向いた時に逆張りは出来ます。
もっとも、この巨大な上げ相場(10円近い上昇からさらに暴騰)で売るのなら、それなりの教材が必要ですが。(笑)
この教材であれば、目標値の出し方から利食いの方法まで全て分かります。
ここまで正確に読み解けなくてもいい、という方は
お値打ちな教材も1000円からありますのでご利用下さい。
余裕がなくても学べるように、無料講座やお値打ちな教材を色々と販売しています。
が、値段に応じて、内容が強烈になっていきます。
勝ち方実戦編が一番高く、これ一つにほとんどの内容が入っています。
また、上の教材が少し高い場合は「デイトレード手法」がオススメです。
大変好評を頂いておりますが、残り在庫も僅かとなってきました。お早めにどうぞ。
それではまた。
→2020年に当ホームページにデイトレード手法1~3まで登場!
P.S.ちなみに安値圏での買い場は11月10日にメルマガなどでお届けした、こちらでした。(「速報!ドル円下落とその後」)